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草苅 勲

最新作 一般公開作品「死体の人」2022年製作

オフィスクレッシェンド主催の“まだ存在しない映画の予告編”で審査するユニークな映像コンテスト「未完成映画予告編大賞 MI-CAN3.5復活祭」最優秀作品の映画化。

演じることにかける想いは人一倍強いものの、死体役ばかりをあてがわれる男の姿を通して、理想と現実の折り合いをつけることの難しさ、そして何より、“生きることと死ぬこと”という、私たち誰もの前にある深遠なる問題を描き出している。
2014年の「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」で制作した『本のゆがみ』をはじめ、2016年公開のオムニバス映画『スクラップスクラッパー』内の一編「To be or…」、ラッセ・ハルストレム監督作『僕のワンダフル・ライフ』(2017年)のソフト化を記念して作られた『ひなたぼっこ』など、草苅監督は独自の視点で人間を見つめてきた。
本作では自身の俳優経験をも活かし、ユーモアとペーソスのバランスが絶妙な人間ドラマを生み出している。

<経歴>

1972年埼玉県出身
放送作家の中野俊成氏が率いる劇団ハラホロシャングリラでの役者経験をへて2005年より自身が監督を務める映像作品を撮りだす。

2007年には「盗賊ブギ」が山形国際ムービーフェスティバルにおいて、審査員特別賞を受賞。そのスカラシップ作品の「ブルーシートブルース」は渋谷ユーロスペースにて劇場公開される。

<主な作品>
◆「盗賊ブキ」2008年山形国際ムービーフェスティバル審査員特別
◆2009年「金の魚の目」、
◆2010年「ゴリラの嘘」は SKIPシティ国際Dシネマ映画祭において上映され奨励賞を受賞。

◆2012年「疑う女」は ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ショートショートフィルムフェスティバルにおいて上映される。
◆2014年には文化庁が主催する若手映画作家育成プロジェクトに参加。参加作品「本のゆがみ」は、角川シネマ新宿、大阪シネリーブル梅田にて劇場公開される。
◆2015年「息子が見ている」は富山水辺の映画祭において準グランプリにあたる、ネクストスフィア賞(準グランプリ)を受賞。
◆2016年オムニバス作品「スクラップスクラッパー」の第四話「To be or…」
新宿K’sシネマ、大阪シアターセブン、水戸シネマボイスにて劇場公開。
◆2016年「I’m your daughter.」は八王子Short Film映画祭において準グランプリを受賞。

浮浪者、掃除夫、詐欺師、下着泥棒など社会に適応できない人物たちを、ユーモアを交えて表現する作品は数々の映画祭において広く評価されている。
自身の映像作品以外に、CATV埼玉の「ゴバトンTHEムービー」などの番組制作の演出も手がけている。

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